1. 結界を張る
最初に白幡神社の入り口に結果を張ります。竹は3m程度の長さで切り揃えます。白幡神社前の結界 |
2. 道路脇に縄を張る
白幡神社から新田町に向けて紙垂( しで)の付いた縄を張ります。今年は年番ではないので、白幡神社から約100m縄を張ります。(ちなみに年番の場合は新田町との境界まで延々と縄を張ります。)
まず、白幡神社と反対側の歩道に縄を張ります。
ちなみに、縄を張る張る直前に紙垂を付けます。
白幡神社前の電柱 |
通りに沿って縄が張られているのが分かりますか?
時間が経つと縄が伸びて垂れてくるので、かなり高い位置で縄を張ります。
白幡神社と反対側の歩道の 紙垂縄の張り具合 |
白幡神社と反対側の歩道の縄の端は、通りと細い路地が交差する場所の道路標識です。
道路標識まで縄を張る。 |
今度は白幡神社側の歩道に縄を張ります。電話ボックス脇の電柱に竹を結びます。
電話ボックス脇の電柱に竹を結ぶ。 |
電柱に縄を巻きつける時は、電柱に登る足場の金属棒に縄を結びます。
これで縄がずり落ちる心配なし!(^-^)
電柱に縄を結びつけます。 |
白幡神社側の歩道には、電柱の間隔の長い箇所があるので、縄が伸びて垂れ下がらないよう、途中に棒を立てて縄を中継します。
縄を中継する竹の棒 |
棒を縛るのに太い針金(ばんせん=番線?と呼んでます)で竹棒を結び付けます。
棒の根元はしっかり杭を打つ。 |
3. 隣町との境界に縄を張る。
最後に、隣町の新田町との交差点に、縄を張ります。
電柱に竹を結んでいる写真です。道路の両側の電柱に竹を結びます。
竹の長さは10mぐらいあります。
電柱に竹を結ぶ。 |
本来は、竹と竹の間に縄を張るのですが、それぞれの竹に紙垂の付いた縄を垂れ下げて簡略化しています。
竹の先から紙垂の付いた縄を垂らす。 |
根元をしっかりと結ぶ |
年配の方は縛り方をたくさんこ存じです。機会があればぜひ教えていただきたいです。
ちなみに、隣町との境界に縄を張るから「縄張り」という言葉が生まれたんですね。
一つかしこくなりました。(^^)
以上、町内に紙垂縄を張る手順でした。
紙垂の付いた縄が町内に張られてると、いかにも町内が清められた感じがして気持ちがいいですね。
この気持ち良さ、代々続けていきたいです。
新宿町内のみなさま、来年の夏祭りの設営のご協力、お待ちしていま〜す。(^o^)/